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2010年06月29日

商人屋敷とヴォーリズ

土曜日の翌日、日曜日は近江八幡へ。

木考塾の定例会で近江八幡の商人屋敷やヴォーリズの建物を見学です。

幾度となく、こういった建物見学はしていますが、行く度にいろんな気づきがあります。

今回は会員にもなってもらっているS先生のおかげで、非公開部分もたくさん見せていただくことができました。

いっぱい写真を撮りましたが、ちょっとだけ紹介します。

商人屋敷とヴォーリズ
商人屋敷とヴォーリズ
普通は見られない屋根裏。木組みをしっかり観察です。
商人屋敷とヴォーリズ
商人屋敷とヴォーリズ
クリのナグリ仕上げ・・・・美しいです・・・
商人屋敷とヴォーリズ
なんかかわいい感じのおくどさんですよね。
商人屋敷とヴォーリズ
錆がとてもいい味わいを出している土壁
商人屋敷とヴォーリズ

商人屋敷は、贅沢に見せない贅沢がアチコチに・・・・。
本家と分家の暗黙のしきたり。
しきたりを守りながらもオリジナルな部分を工夫していて。。。
歴史をつなぐためには、守らなければならないことをしっかり守りながら、知恵と工夫を加えていくことが大切なのだと教えさせられます。

近江八幡のこの古い街並みは、鉄道の駅がここから遠いところにつくられたから残ったとか。
新しい街並みに取り残されたからこそ、大切なものを失わずに済んだっていうことみたいです。
それでも街を歩いていると、残念な建物がチラホラ。
新しくするなら、もう少し違う形があったのでは?と・・・本当に残念。

商人屋敷を守っている方が、
「直しても直しても次々直さなければならないところが出てくるんですよ。本当に大変なんです。」
と言いながらもなんだか誇らしげなのです。
守り続けることに誇りをもっておられるんでしょうね。

さて、これから私達は次に何を残していけるんでしょうね。
今は、こんな立派な建物を建てることはできないけれど。。。。

守るべきことは何かな?・・・・。
次に伝えていかなければならないことは?。

いろいろ考えさせられました。

次は、美味しいお昼ごはんとヴォーリズの建物見学・・・・これはまた明日。








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